2016年06月26日

ダッジ・バイパー、2016年最終モデルをもって生産終了が決定

素晴らしいクルマがまたひとつ消える。

ダッジ・バイパー生産終了が発表されました。

ダッジ・バイパー、2016年最終モデルをもって生産終了が決定



6月21日、ダッジブランドを擁する米国の自動車大手メーカーの

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)USが、6月24日から受注を開始する5種類の限定車を最後に

ダッジ・バイパーの生産を終了することを発表しました。

以前から噂になることはあったもののその都度噂を一蹴して作り続けてきましたが、ついに、という感じです。


クルマ好き、そしてアメ車好きとしてこの発表は本当に残念。

Facebook版にもちらっと書きましたけど、こういう骨のあるクルマが消えていくのは悲しいですね。

時代は完全に燃費競争と自動運転への実現モードになっていて、その点ではまさに100%反対の道を行くクルマでした。

当然ながら燃費性と機能性だけを見るとバイパーはその辺を走る軽自動車にすら勝てる要素はまったくありません。

でも論点はそこじゃない。軽自動車と比べたって意味がないんです。

たぶんバイパーは硬派すぎたんだと思います。

ハードコアでマニアックで、明らかにオーナーを選ぶ性格のクルマだから。

ライバルに捉えられることが多いシボレー・コルベットですら、

バイパーほどのハードコアさはないんじゃないでしょうか。

昔消えていった英国の自動車メーカー、TVRを私は思い出しました。

TVRのクルマも時代に逆行するとことんアナログなクルマしかなかった。

クルマ好きからの評価は凄く高かったものの、そのハードコアさが仇となって売り上げ不振に。

採算が取れなくなり、メーカー自体が倒産する結末になったのです。

バイパーは当時のTVRのクルマほどハードコアじゃなく、現代的な安全装備や快適装備も備えていますが、

それでも売上を考えると終了せざるを得なかったのでしょう。


ネット上では「こんなクルマ売れるわけがない」とか「元々好き者しか買わないんだから消えて当然」とか書かれていますが。

数が売れないことはまったくその通りだと思います。好き者しか買わないのも。

でも私はやっぱり燃費至上主義にはなれません。

そして燃費性や機能性だけ重視するクルマ選び自体は否定しませんが、

機能性以外に楽しさやワクワク感、所有する喜びなどを感じられるのが人間の良いところなのでは?

すげークルマ買っちゃったよ・・という後悔と興奮が入り混じる感覚や、

運転するたびに惚れるドキドキ感。

周囲からカッコいいね!と言われた時の気恥ずかしさと誇らしさが入り混じった気持ち。

そういう目に見えない素晴らしさを味わえるのは趣味性があるクルマだけではないでしょうか。

ましてやバイパーほどのクルマであればオーナーになった時の喜びは想像できないほど大きいはず。

私は一生買えないクルマですけど、それでも憧れの一台としてずっと存在していてほしいと思ってしまう。


日本ではあまり理解されないけども、バイパーのようなモデルはクルマ好き(そう、真のクルマ好き)からはとても愛され、評価されています。

こういうロックなクルマがなくなっていくのはとても残念。

間違いなく歴史に残る伝説的なクルマです。






この記事へのコメント
タゴさん、こんばんは。

バイパーの生産終了、とっても残念です。
自分はコルベットも好きなんですがバイパーも昔から大好きで・・アメリカを代表するスポーツカーなので、とにかく悲しい。

最終モデルはアメリカで速攻で売り切れそうですね。
自分はいつか中古でACRを手に入れることを夢見ています。
Posted by トンネル at 2016年06月27日 19:58
トンネルさん、コメント遅くなりました。

私もコルベットと同じくらいバイパーが好きなので本当に残念です。
ダッジはこれまでも生産を何とか継続させようと頑張ってきたと思いますが、今後はいつか復活することを期待しましょう!

ACRは最高のアナログスポーツカーですよね(笑)
あれ大好きです。
Posted by タゴ at 2016年06月29日 23:28
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